大坂なおみ選手が東京でプレー・アカデミーが支援するプログラムに参加し、女の子たちと共に遊び、学び、笑顔を交わしながら女性のロールモデルは女の子の人生を変えることが出来ることを自ら体現しました。
大坂選手は自身の生まれ故郷―そして2020年に大坂なおみとナイキがローレウス・スポーツ・フォーグッド財団（以下、ローレウス財団）と提携し、遊びやスポーツを通じて女の子の人生を変える目的として設立したプレー・アカデミー活動の原点でもある、日本へ来日しました。そして9月26日には大阪選手が、国際ガールズ・デー（10月11日）を祝うため2部構成のプレー・アカデミー・スポーツフェスティバルの第1部に参加し、団体のビジョンを推進するサポートをしました。このスポーツフェスティバルでは、プレー・アカデミーの4つの助成団体の女の子たちが集まり、大坂選手やNPO 大和シルフィード・スポーツクラブ（以下、大和シルフィード）の女子サッカー選手などの女性リーダーらが参加者をインスパイアし、共に遊びやスポーツを楽しみました。
大阪選手は「プレー・アカデミーが発足してわずか2年で、日本の女の子たちに対しこれほどの影響を与えていることを知り、とても勇気づけられました。体育館を見渡すと楽しく身体を動かす女の子たち、そして女性リーダーたちの熱意を感じ、これらの体験が女の子たちの人生を変えることを認識し、『これこそがプレー・アカデミーだ』」と話しました。
大阪選手はテニスという慣れ親しんだコートから屋内のサッカーピッチに足を踏み入れ、東京の助成団体－NPOモンキーマジック、流通経済大学、スポコン、大和シルフィードから集まった21名の女の子たちと一緒になって新しい体験を共有しました。大和シルフィードのセミプロの女子サッカー選手とコーチらが、アイスブレイク、ミニサッカーゲーム、チームビルディングや質疑応答などを交えて大坂選手と共に女の子たちをリードし、参加者全員が楽しく身体を動かせるような環境を作りました。
ナイキのソーシャル・コミュニティ・インパクト・ディレクター （アジア・パシフィック担当）の森本美紀は、「プレー・アカデミーの4つの助成団体が初めて一緒にプログラムを体験しましたが、サッカーや様々なゲームを通して女の子たちと大阪選手はすぐに打ち解けていました。また、チームビルディングのセッションでは多くの女の子が発言し、プレー・アカデミーのエンパワーメントプロジェクトがどれほど女の子たちの自信をつけ、自分の考えを他者に伝えるスキルを養えているかが見て取れました。スポーツや遊びがいかに女の子のためのコミュニティ作りや可能性を引き出すための重要なツールであり、変革の力があるという事を示しています」。
そして10月10日に開催された第2部のスポーツ・フェスティバルでは、遊びやスポーツを楽しむ体験を提供することで、女の子の人生を変るというプレー・アカデミーのビジョンが実現されたイベントとなりました。助成団体からの18名の女の子たちがリレーや鬼ごっこ、韻を踏むゲーム、そして プレー・アカデミーのパートナー企業であるYONEXもアクティビティを提供し、参加者は各ステーションを巡りながら身体を動かしました。また、これらのアクティビティを通して参加者はコミュニケーション、チームワーク、目標設定、リーダーシップのスキルを身につけることができました。
大坂選手：「世界中の多くの女の子 ― 特に私の生まれ故郷の日本の女の子たちが、このような遊ぶ機会に恵まれていないことを、多くの人は知りません。 東京や大阪の草の根団体と協力することで、遊びやスポーツを通じて女の子たちの生活に変化をもたらすことができます。9月の第1部のスポーツフェスティバルで私が出会った女の子たち、第2部のスポーツフェスティバルに参加した女の子たち、そして助成団体に参加するすべての女の子たちがインスパイアされ、勇気づけられ、自分の最大限の可能性を引き出すサポートを感じとってくれたらと思ってます。」
この度プレー・アカデミーは、東京にとどまらず大阪の一つ目の助成団体となる、桃山学院を新たに迎え入れました。桃山学院は、スポーツを通じてコミュニケーション、ヘルス、女の子の権利、コミュニティについて学ぶ機会を地域の女の子に提供し、リーダーシップスキルを身につける支援活動を行っています。桃山学院の詳細は https://playacademynaomi.com/ja/what-we-do/tokyo/でご覧ください。
大坂なおみとナイキは、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団と提携し、遊びやスポーツを通じて女の子の人生を変えることを目的としています。現在は大坂選手にゆかりの深いロサンゼルス、ハイチと日本の間で9つの団体を支援しています。詳しくは playacademynaomi.com/jaをご覧ください。
